KENWOOD KH-K1000

 2009-01-31
密閉型ヘッドホンはATH-W1000が好きになれないのでまだ模索中だが
前から欲しかったKH-K1000を買ってみた。癖が非常に少ないという噂。


KH-K1000

KENWOOD
¥25,290-


【購入前、店頭での簡易試聴】
・よく比較される(らしい)ATH-A900は、中域の色づけと低域の少なさを感じた。
・もう一つよく比較される(らしい)AH-D2000はドンシャリに感じた。
・要するに3機種ではKH-K1000が一番フラットに感じた。
・でKH-K1000を買った。


【質感・装着感・音漏れ】
・なんだか妙に安っぽく見える。
・プラスチック部分の処理が下手くそだからだと思われる。
・ゼンハイザーとか研究すればいいのに。
・手に持つと重量感があるので安っぽくはない。

・側圧は弱め。
フリーアジャストのバネが弱すぎ。ずり落ちそうになる。
・これもAKG K240やK701をもっと研究するべきと思う。

・遮音性は、密閉としては並。
・音漏れも同様。


【周波数帯域・音の伸び】
・若干低音よりだけど、凄いフラット。
密閉型のフン詰まり感が殆ど無い
・オーテクのようなボーカル帯域の持ち上げ(個人的には好かない)、などをしていない。
・Ultrasoneのように中音域が引っ込む感覚もない。
・とにかく変なピークやディップが殆ど無い。
・サ行(歯擦音)は全く刺さらない。
・ほんの少しだけ、高域に金属臭がするときがある。殆ど気にならない。

・上記の代わりに、特徴が殆どない。
・AKGのように高域が繊細に伸びるわけでもなく
・ゼンハイザーのように音がかなり伸びるわけでもなく。
・普通に音の伸びやかさはある。


【分解能・解像度・混ざり方】
・分解能はそこそこ。ER-4SやK701程のキングではない
・低域分解能もそれなり。悪くはないが聴き取るのに集中が必要な程度
・音の混ざり度合いもそこそこ。HD595のような気持ち良い混ざりほどではない

・突出した部分がない。
・そして、悪い部分も全くないのだ!


【音場】
・ささやかな程度に、広め。
・これまた突出した世界ではない。

【ジャンルの得手不得手】
・ピアノ曲、小編成から大編成クラシック、全部さらりとこなす。
・ロックもテクノもメタルもさらりとノリが良い。
・ファンクもさらりと。
どんな曲でも良い音で鳴らす。
どんな曲でも目の覚める感動はない。そして落胆することもない。


【総論】
・「超」優等生。欠点が殆どない。スーパーオールマイティー。
・しかし天才ではないので、突出した部分もないのだった・・・・・・
・これはつまり空気とか水みたいな機種なのかな。
・1台持ってて損はない。一家に一台味の素!

・欲を言えば低域の分解能をもっと上げれば、更に優等生の星になれる。





では他機種比較

【比較:K701】
・分解能はK701の方がずっと上
・高音の繊細さ、伸び、ボーカルの美しさ、全てK701の圧勝。
・しかしK701は低域に弱点があるので、そこはKH-K1000の勝ち。
・K701にはジャンルの得手不得手があり、得意分野はK701が圧倒的に美。
・でも不得手がないのがKH-K1000のいいところ。
・聴き疲れはK701の方がずっと少ない。低域の違いか。

【比較:K240S】
・高域分解能はK240S。
・K240Sは中高域の線が細い。
・低域分解能はKH-K1000。というよりK240Sはボワつく。
・上下の帯域のエンドはK240Sの方が伸びていると思う。
・K240Sも不得手は少ないが、クラシックは苦手。
・不得手がないKH-K1000以下略

【比較:K420】
・K420の方が高域は少なめ(だが繊細感は上)
・K420の方が低域が多く感じる
・K420の方が密度感が高い(開放型なのにどういうことじゃい)
・でも、どっちもオールマイティー系です。
・薄味KH-K1000 vs ちょっとだけソースかかってるK420

【比較:W1000】
・全帯域分解能で圧倒的にW1000。高域の美しさもW1000。
・でもW1000は低域が少なすぎる。
・W1000は中域の張り出しで、ピアノ曲が超不自然になる。
・W1000は高域に色づけがあり、金管や木管がとても艶やか。
・W1000はタイトな音で分離が良い。KH-K1000は普通。
・聴き疲れはW1000の方がする。色づけのせいか。

【比較:HD595】
・分解能は似ているが低域はHD595の方が高い。
・HD595は音を加工している感があり、得手と不得手が凄く出る。
・殆どのジャンルはHD595の得手ジャンルで、KH-K1000よりずっとノリが良い。
・しかし僅かな不得手ジャンル(ヘビメタ)で・・・・・
・音場も、HD595はサラウンド系の加工感を感じる。KH-K1000は何もしてない。
・聴き疲れはHD595のほうが少ない。

【比較:SRS-3000】
・SRS-3000の方が高域は耳に優しく伸びる。
・中域はにたようなものだが、SRS-3000の方が美しく鳴る。
・低域はKH-K1000の方が量が多く、解像度は逆に低い。
・全体的な分解能はSRS-3000の方がずっと上。
・聴き疲れはSRS-3000の方が少ない。

【比較:ER-4S】
・ハイエンドの伸びは、BA型のER-4Sの方がもちろん限界を感じる。
・しかし分解能や音のバランス、タイト感、音場のソリッドさ、全てER-4Sが上。
・低域はもちろんKH-K1000の方が多いが、タイトさがあまりない。
・聴き疲れはER-4Sの方が少ないが、耳の穴が痛くなるからねぇ・・・


そんなところで。
これ、ほんと特徴無いけど、その分一番使いでがありそうだな・・・
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Superlux HD681 (AKG K240もどき)

 2009-01-29
共立のブログに、なんだかとても香ばしい商品が載っている。
ワタナベ楽器でも扱っている。

HD681

Superlux
¥1,980-

型番がゼンハイザー臭さ満開だが、
それどころかこれは何かに激しく似ている・・・
AKG K240シリーズに似すぎてませんか?
(下記は現行のK240mkII)

K240mkII

AKG
¥17,500-


メーカーはドメインを見る限り台湾にあるらしい
なんか他にも胡散臭いのが一杯。
最近、台湾でコピー商品というのは聞かなくなったところなので、
これは興味深い。




そういうわけで衝動的に買ってみた
大阪圏から離れていたので通販購入。
(上記共立のブログ経由でも通販可能)
サクサク届いたので、手持ちのK240 Studioと一緒に並べて撮影。
K240S-HD681_090129a.jpg
K240S-HD681_090129b.jpg
なにこの双子。面白すぎる。



笑っているだけでは面白くないので、ちゃんと比較。

【質感・装着感他】
可動部の構成は同じ。フリーアジャスト機構も同じ。
しかし値段が10倍近く開いているため、
流石に全パーツの質が全く違う。
パッドも似てはいるが別モノ。縫製や成形のランクが違う
互換性はありそうだが・・・こんなのK240につけたくない(笑)

装着感はほぼ同じ。側圧も同じ。
音漏れも大体同じだが、K240Sの方が低い音中心に漏れる。


【音質】
別モノなのだが、似せようとしたのかもしれない跡が少し。
弱いドンシャリ(ややシャリ強し)という風情です。

高域:
どちらもサ行(歯擦音)が刺さらない点が共通。
K240Sは繊細に伸びるのだが、
HD681には流石に伸びないし、繊細さも全くない。
代わりに量を増やしている感じで、
結果として少し太めの高域(なんじゃそら)に感じる。
ちなみに、曲によってはかなりシャリつくので注意。

中域:
HD681はごく普通。K240Sは細い。

低域:
相当違います。
K240Sはボワついた低域で、量も多めだが
なんとHD681の方が締まっていて分解能が高い
量も比較すれば少なめ(それでも弱ドンシャリの範囲)。
実際、HD681はベース音がハッキリ聞き取れる。
ただし、腰が座ってない感じがするというか、安易な感じがする。
(周波数的にはK240Sの方が下まで伸びてる)。
 
分解能と解像度:
高域と中域はK240S。低域はHD681。
但し表現力はK240Sがずっと上で、
たとえばアコギの箱鳴りとかはHD681だとショボい。

音場:
K240Sは狭い(中心より)。HD681はごく普通。

レンジ感:
流石にK240Sの方が上。HD681は上下の端が伸びてない感覚。
それをドンシャリ味付けで補っているように思う。


【総合】
やっぱり地力は全然違う、、、のは仕方ないが
HD681は狭いレンジの中で上手くまとめていると思う。
シャリつきが気になりはするが
価格以上には頑張ってるのは間違いない。


「2000円」で買えるところを考えると、
結構良い機種ではないかなと思う。
この価格帯に開放型なんてないしね。

もちろん、K240の音を僅かでも期待して買うと痛い目を見るが・・・・・
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VAIO Type P vs Everun Note その3

 2009-01-24
Everun Note と VAIO Type P の直接比較、最終回。
実際のパフォーマンスについて。
その1(Spec編)その2(機械としての作り編)を読んでるのが前提です。

またベンチスコアについては、
いろんなサイトに山ほど出ているので
今回は実際のシチュエーションでどうなるかに絞って記載します。
20090121049.jpg


【前提条件】
・Everun Note は XP(Home)-SP3。不要なサービス停止で若干軽量化
・Type P は Vista(Home)。SONY系常駐やマカフィー他を取り払い軽量化。
・どちらもAvast!をウィルス対策ソフトとしてセット。

・Everun Noteのみ、Mtron SSDに換装した場合も記載。
・Everun Note標準SSD 約30MB/sec(Read)
・Everun Note Mtron 約100MB/sec(Read)
・Type P 標準SSD 約60MB/sec(Read)

【起動・終了】Everun Noteの勝ち
OSの差もあるが、Type Pは起動に結構時間が掛かる。
Everun Note も標準SSDでは似たようなモノだが
Mtronに変えると爆速になる。
下手なデスクトップPCより速く、
休止状態が不要なほど。


【休止状態遷移】Everun Noteの勝ち
メモリが2GBのType Pは、
単純にEverun Note(1GB)の2倍ディスクアクセスが必要。
それだけでなく、
ディスクに書き出すまでの時間や
書き出した後の電源断までの時間も、
Type Pは相当掛かる。
復帰時も同様。

Mtron化すると目も当てられないぐらいの差が出る。
Type Pはかなり待たされる印象


【アプリ起動】引き分け
Type Pは2GBメモリ+Vistaの組み合わせで、SuperFetchによる先読みが効く。
このため、普段使うアプリの起動自体はかなり速くなる。
Everun Noteも、標準SSDだとイライラするが
Mtron化するとSuperFetch並には速くなる。
結果としてどちらも、アプリ起動は相当速いと思って良い。


【アプリレスポンス】Everun Noteの勝ち
モロにCPUパワーの差が出る。3倍ほどパワーが違うしね。
ie7のスクロールひとつとっても、Everun Noteは瞬間追従するが
Type Pはワンテンポ遅れ、描画がもたつく。
といってもType Pも普通のNetbookレベルなので、許容範囲。

どちらもATOK2008の変換でモタるようなことはないので、
Type PがAeroを使えるGPU性能であったなら、
きっとレスポンスは相当近くなったと思う。


【ビジネスアプリ】Type Pの勝ち
Excelだとモロに解像度の違いが出てしまって勝負にならない感じ。
Word/PowerPointも同様。
端末エミュレータですら、やはり縦解像度の差が効いてくる。

この辺のアプリの動作速度はType Pでも十分。
Everun Noteだと余剰なぐらい。


【ゲームアプリ】Everun Noteの勝ち
東方Projectについて、
Everun Noteは地霊殿まですべて60fps出る。
Type Pは永夜抄で30fps、地霊殿だと16fps。
その他falcomのZwei!2や、EasyGameStationのルセッティアなども、
Everun Noteは軽量設定ならなんとか遊べるが
Type Pではどうにもならない。

Type Pでは一切ゲームが出来ないと思った方が良い
(古のPC-88エミュとかならいいけど)

2008/2/24追記:
コメント欄にて「東方はスペック設定を弄れば十分に行ける」というレスを貰いました。
それ以外の追加情報も書かれているので、コメント欄を参照ください



【動画再生(ファイル)】Type Pの勝ち
ローカルHDDに配置した状態なら、どちらもHD動画をバッチリ再生する。
Everun NoteはCPUごり押し+avivoが若干再生支援、
Type PはGMA500のフル再生支援。

しかしネットワークドライブ越しだとEverun Noteは使い物にならない
SD動画なら問題ないが、HDは5秒に1コマみたいになる。
原因はEverun Noteの無線LAN(SDIO接続)。
実測8Mbpsと遅い上にアクセス中はCPUが取られ、
実質1/10以下のCPUパワーになる。

Type Pの無線LANは802.11n + miniPCI-Expressで
実測40Mbpsぐらいは出るし、CPUパワーも取られない。


【動画再生(web)】Everun Noteの勝ち
GPU再生支援が効かないのでCPUパワーがモロに出る。

Type Pの場合、YoutubeのHDはもう無理。
ニコニコ動画も、重めのH.264動画は秒1コマも表示できず全滅、
エコノミーモードにしてもコメント弾幕でボロボロになるので無意味。

Everun Noteはダウンロード中こそ無線LANの問題でType P並に落ちるが
一旦ダウンロードが完了すればほぼ全ての動画で完璧


【チャット・掲示板書き込み】Type Pの勝ち
Everun Noteのキーボードは変態配置なのと反応が少し悪いので、
タイピングが少し遅くなる。
Type Pは通常のB5ノートと同じような感覚で打てるので、
かなり速くタイピング可能。


【マンガを読む】Type Pの勝ち
Everun Noteは画面解像度が低くて、縦にしないと駄目。
Type Pは見開きで読める解像度。

ついでに、ネットワークドライブにファイルがあるなら
Type Pの方が数倍高速にページをめくれる
ここでも無線LANのパフォーマンスが影響する。


【iTunes】Everun Noteの勝ち
Everun Noteは余裕。
起動レスポンス、動作中のレスポンスはType Pでも十分速いが
ヘッドホン端子の音質が悪い前回参照)のが厳しい。

Bluetoothで聞いてるなら同じだけども。


【総合評価】
ビジネスアプリメインなら、誰がどう見てもType Pの方がずっと優れている。
UNIXサーバをコントロールする用途とかでも同様。

エンタテイメント系は・・・
web動画を見る人・ゲームをやりたい人はEverunしか選べない。
ファイルベースの動画だけでいいなら、Type P(ファンレスなので!)がいい。
マンガもType Pの方がいい。


難しいところだけど・・・私はEverun Noteかなぁ。
Type P売るべきか。

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AKG K181DJ

 2009-01-23
Type Pの記事をあと一つ書いてないが、いつものヘッドホンの記事を割り込み。

どうも最近AKG好きだと自覚した(除く:K324PなどのOEM)ので
密閉型探しもAKGで行ってみる事にした。

今足りないのは密閉と低音系。
密閉はW1000が全く望み通りでなかったし、
低音はXB700e9も望みと違う。

ER-4Sと同じ音を密閉でも追求するのは暫く休止して、
とにかく「密閉と低音」で攻めてみることにした。
というわけで、買ってきました低音大臣K181DJ。

K181DJ

AKG
¥23,800-



【質感・装着感・音漏れ】
・手持ちのAKGにはない、ソリッドな質感。ヘッドバンドが太くて格好いい。
・ちょっとデザインは子供っぽいけども。
K240S、K702などと同じく、着脱式ミニXLR端子ケーブル
・このケーブルは・・・DJかスタジオユース想定ということか?
・低音コントロールスイッチ(LARGE/SMALL)が付いている。音の変化は後述

・側圧は若干高め(密閉だし)。
・イヤーパッドは耳が痒くなることもなく良質。K240Sと似てる。
・装着感は悪くない方。オーテクATH-PRO系よりしっくりくる。
・でも長時間はちょいと辛いか。耳たぶが痛くなってくる。

・密閉型としては、音漏れは若干する方。電車で使うのはちょっと微妙。


【周波数帯域・音の伸び】
・高域:バッチリAKGテイスト(決して耳に刺さらず、でも伸びる)。若干弱め(K420よりは強い)
・中域:AKGの中では伸びている方に入る。K420ぐらい。
・低域:(LARGE)はモリモリ。密閉の詰まった感が多少出る。特定帯域を特に強調する。
・低域:(SMALL)はかなり自然になる。密閉感が減り、特定帯域の強調が消える。
・低域:自然と言っても特定帯域強調が消えるだけなので、低域が強めなのは変わらない
・低域:締まりは、普通。タイト過ぎない程度にしてある様子
・低域:強調される特定帯域は、Tranceのバスドラとピタリ一致している。

・LARGE時は凄い押し出し感だが、耳が疲れる。
・SMALL時は、K420をそのままスケールアップした音になる。これは素晴らしい。


【分解能・解像度・混ざり方】
・分解能は低くないが、K240以上ではない。
・良く混ざる。

・周波数帯域の影響で、特定の音に対する分解能が高い。キラキラ系シンセパッドとか。
・その手の音はER-4SやSTAXだと傾注しないと聞こえないのに、
 K181DJだと思いっきりはっきり聞こえる(時がある。絶対的能力という事ではない)
・同様の現象はHD595にも発生しています。


【ジャンルの得手不得手】
・Classicは低域の力で大編成の迫力が良い。SMALLを強く推奨。
・Jazzはちょっと低域出過ぎ(50'sなど)
・Funkは歯切れ良く低域も高域も素晴らしい。SMALL推奨。
・TranceはLARGEにすると4つ打ちバスドラが五月蠅すぎるが、SMALLにすると最高。
・HardRockは迫力とスピード感両方出て相当良い。LARGE/SMALLは気分で。
・HeavyMetalも同上。LARGEにすると上手いドラマーのテクとかよく分かって面白い。
・POPSもノリが良くてかなり良い。刺さる曲も優しくフォロー。SMALL推奨。
・なんだかけっこう万能選手だなおい。

一つだけ例外がある。Eric Claptonの超名曲「Layla」を聞いたら
ビビリ音(古い録音なのでバスドラに入ってる)が例を見ないほど強調され
気になって仕方がなかった。滅多にそういう曲は出てこないので、問題ないが・・・。


【総合的に】
AKGに共通する「痛くないのに伸びまくる高域」はちゃんと備えていた。
その上で押し出しの強い音に作り上げてある。
しかも聴き疲れしにくいときた。

低音ばかり取り沙汰されるが、
実は総合バランスでも素晴らしい機種じゃないかと。

全体としてK420のスケールアップになっている。
ただ、あの開放感だけはどうあがいても無理だけども・・・・
iPhoneなんかでも十分鳴らせることも共通してるんで
その辺からのステップアップに最適じゃないかと思う。



では他機種比較!

【比較:K420】
・殆ど上で書いたが、「大体そのままスケールアップ」になっている(SMALL時ね)。
・K181の方が、やや中域と高域の押し出しが強い。
・逆に言えばK420の方が優しい音で、聴き疲れがよりしにくい。
・K420はとても開放感のある音で、ここだけはK181DJでは無理。
・装着感はK420の方がいい(小さいし側圧弱いしスポンジパッドだし!)

【比較:K240S】
・K240の方が押し出しが非常に弱いので、線がとっても細い。
・そう感じるのは、中域の押し出しに強力な差があるからか?
・高域はK240Sの方が強め+伸びる。
・高域の影響で、XLRリケーブル効果が高いのもK240S。
・低域の量だけでなく締まりもK240Sの方がない(その代わり柔らかいのだ)
・解像度は流石にK240Sの方が高い。
・正しいバランスも多分K240Sかなぁ
・聴き疲れは圧倒的にK240Sの方が楽。相変わらず手持ち最強。
・装着感もK240S。側圧弱いのと頭頂部の違和感が「一切」無いのがミソ

【比較:K701】
・クッキリハッキリスッキリK701。
・解像度や開放感、繊細さでは勝負にならない
・低域の強さと、全体の押し出しはK181DJの方が圧倒的。
・というかK701系は完全に別系統の音。
・装着感は、頭頂部はK181DJ、側部はK701。
・変な例えだが、K701は冬の星空。K181DJはマッチョマン。
・高域の基本部分だけは、ちゃんと似てるけどね。

【比較:Ultrasone e9】
・解像度や低域のタイト感ではe9の圧勝。
・でもe9は高域が荒れまくってる(そして刺さる)ので、そこはK181DJの圧勝。
・中域が引っ込む感覚のe9に対し、K181DJは逆に押し出してくる感覚。
・低域のフン詰まり感もK181DJの方が大分少ない(LARGEだと差が縮まるけどね)
・全体的に、超高解像度ドンシャリe9 vs 柔和に押し出しまくるK181DJとなる。
・装着感はK181DJ。側圧その他は似たようなもんだが、頭頂部がねぇ。
・音漏れと遮音性は圧倒的にe9の勝ち。
・ロックの迫力って意味だと、方向は違うけどレベル近いかな

【比較:ER-4S】
・解像度とフラットさ、タイト感はER-4Sの圧勝。
・でも低域のパンチはそりゃK181DJですね。
・K181DJは特定帯域の音が聞き取りやすくなるので、解像度低いわけでもないが。
・中域の楽しさはなんか近いモノがある。不思議。
・どっちも高域が「痛くない・伸びる方」なのでそこは共通。

・ER-4Sユーザーが低域欲しいとき、意外と違和感なく使いこなせるっぽい。
・中高域がER-4Sユーザーにとって「まぁ許せる」範疇に入ってるのがミソ。


以上!
やべーお気に入り機種がAKGばっかりになってきた
いっそK450も買うか。
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閑話休題:ブログ拍手のコメント

 2009-01-22
拍手コメントが付いてるのでとりあえずご紹介がてら

【01/04 debian lenny+compiz記事】
はじめまして。ブログ参考にさせていただきました。
etchと比べるとかなりべんりですね。
etchで同じことをしたのですがならなかったのでlennyで試したら一発OKでした。
ただ少し気になったのですが、
WEPはそのまま設定できるようですが、
WPAに関してはこのままではできないですよね?


1年も前に書いた記事(lennyもまだまだ作りかけの頃)なんで
なんとも言えないですが、当時はWPAで繋がってました。
今は駄目らしいですが、きっとリリース時には治っていると期待しませう。
ぶっちゃけその後Ubuntu(8.04 LTS)にしてしまってるんですがlenny早く出して欲しいス


【01/04 STAX SRS-3000記事】
AV板からきました。

ありがとうごぜーやす。この日はAV板から一杯きてて、
なんだとおもったら2chのetymoticスレッドにリンク貼った方がおられましたですね。
ありがてーこってす。
ちなみにそのスレッドで「偏ってる」と書いた方がおられましたが、
おっしゃるとおりでして、わたしゃety信者なので偏ってると思います。
わけても、20歳以下の方には納得いかないだろうと。
K324Pのコメントがもう凄いボロカスです。


【01/21 VAIO Type P vs Everun Note その1記事】
typePとEverun Noteを比べるって事だけで笑わせて貰いましたw
個人的には元librettoユーザなのでスティックポイントの分、
どのatomノートよりも魅力的です
レポート楽しみにしています


Type Pの記事は山ほど出回っているので、どうせなら人がやらない方向でひとつ。
案の定、検索すると上位に来ちゃった。
とりあえずヒューマンインタフェース部分については書いときましたが
どっち使うことにするかまだ決めかねてます。

毎日毎日、業務PCで1.2kgのB5ノート持ち歩いてる人間の考えることじゃないな。



いじょ。
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VAIO Type P vs Everun Note その2

 2009-01-21
前回に引き続き、VAIO Type P と Everun Note D24Sの比較。
今回は、ハードウェア的な作りの部分について。
寝転がって使うため、仰向けでの評価を加えています。


【見た目の品質】Type Pの勝ち
Type Pは非常に高級感があり、女性の高級なコンパクトのように見える。
Everun Noteはよく言われるが任天堂DSもどきの様な質感。
ただし、ビジネスノートならばEverun Noteの方が自己主張が少なくて好感が持てる。


【重さ】Type Pの勝ち
片手で保持していると、明らかな違いがある。
Everun Noteも750gで相当軽いのだけど、
Type Pの600gを体験してしまうと途端に重く感じる。
薄型なのも体感に影響していると思われる。


【画面】Type Pの勝ち
広さに関しては、百聞は一見にしかず。下記のショットを参考に。
20090121049.jpg
色味    :Type Pの方が色温度が低めの設定(赤っぽい)。
コントラスト:Type Pは黒が黒く出ない(バックライトの関係かな?)。
ドットピッチ:Type Pは相当の高精細だが、十分読める。
       しかし読みやすい・目が疲れないのは圧倒的にEverun Note。

ちなみに漫画を読んでみたら、Type Pはそのまま見開きで読める。
しかしEverun Noteは解像度が低いため、
90度回転して1ページずつでないと、とても読めない。


【ヒンジ】Everun Noteの勝ち
保持力:TypePの方が低い(柔らかい)
開口角:TypePは150度、Everun Noteは180度。

仰向けに寝転がったとき、Type Pのヒンジは柔らかいので閉じてきてしまう。
Everun Noteは固めになっているので保持されている。
また、Type Pは150度前後までしか開かないので、
片手で仰向けに保持していると若干辛い。


【キーボード】引き分け
キーピッチこそ近いのだけど、
普通の姿勢で使っていると、
誰がどうみてもType Pの方が遙かに打ちやすい。
配置の善し悪しも大きいが、
更にEverun Noteはキーの感度が悪いのも影響している。

しかし仰向けで使うと一気に逆転。Everun Noteの勝ちになる。
片手で保持・片手でキータイプとした場合
Type Pは片手に収まらないのだ。Fnキーを押すときなどが厳しい。
Everun Noteは片手で収まるため、なんとかなる。


【ポインティングデバイス】Everun Noteの勝ち
通常姿勢では良い勝負。
ホームポジションから手を動かさないType Pの方が少し良。
ちなみにType Pのスティックポイントは、
ThinkPadのよりは大分質が低い(加重時の感覚と加速性能が・・・)のだが
そっち系に慣れまくっている人ならば、
間違いなく十分に耐えられるレベルと思う。

でも仰向けだとやっぱりEverun Noteの方が勝つ
Type Pのデバイスは指に力をかける必要がある。
このため、仰向けで片手保持だとずれてしまうのだ。
Everun Noteのデバイスは光学式なので全く問題なし。

スクロールも、Type Pではボタンが変なところにあるので苦しいが
Everun NoteはFnキーとの片手併用がとても楽(RollUp/RollDownすらも楽々)
更にスクロールレスポンスが、(これは仕方ないが)Type Pはワンテンポ遅れるので
スクロールしすぎたりして困る。

ついでに言うと、Everun Noteにはタッチパネルまで装備されてる。
これも仰向けの時に結構便利。


【スピーカー】Everun Noteの勝ち
どちらもステレオだが、Type Pのは安っぽすぎる。
人間の声を聴き取るのも厳しいぐらい。
Everun Noteは人間の声の帯域に合わせてあるので、
そんなことにならない。

但しステレオ感は、幅の広いType Pの勝ち。


【ヘッドホン端子】Everun Noteの勝ち
Type Pのは22kHzで切り落とされているような、高音が欠けた音質。
ついでに電源が弱いのか、低音も弱々しい。

Everun Noteはどちらも問題ない、結構良い音です。
色々と電池持たない設計だなぁ。


【電池の持ち】Type Pの勝ち
Everun Noteはあっという間に減る。2時間持たない。
Type Pは3時間ぐらいいける感じ。

またType Pには「バッテリーいたわり充電モード」がある。重要。


【ACアダプタ】Type Pの勝ち
前回の写真参照。勝負になってない。
Type Pは極限まで小さい。タバコの箱より小さい。
Everun Noteは笑うほど大きい。A4ノート級です。
ここは持ち歩くときに大きな違いになるので特に注意。


【騒音】Type Pの勝ち
Type Pは電源が入っているかすら不明なほど完全な無音動作。
Everun Note(SSDモデル)は、CPUファンの音がする。
通常時はCPUファンの音もほぼ無視できるほど小さいのだが
負荷が掛かると一気に五月蠅い。パフォーマンスの代償ではあるのだが・・・


【発熱】Type Pの勝ち
Type Pは「ぬるい」ぐらいの温度で耐える。
Everun Noteは底面が熱くなる。
特にSSDを換装して高速型にすると相当キツイ。

といっても、Everun Noteも十分我慢できるレベルだが。


【総合評価】引き分け
PCとしてのパフォーマンスは次回やるので、
純粋に「ヒューマンインタフェースとしての機械部分」で評価するなら
そりゃType Pの圧勝。

ただし仰向け(または片手)で使うとなれば話は別
150gの重さを感じるが、色々とEverun Noteの方が使いやすい。

例外は「仰向けで漫画を読む」時ぐらいで、
これはType Pのほうがずっと読みやすかった。
特に、ネットワーク越しにファイルを読んでいれば劇的に違う。
(EverunはWi-Fiが破滅的に遅い)



今回はここまで。次回はWindowsのパフォーマンスについて。
・・・・パワーが数倍は違うので、大体結果は見えてるけど。
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VAIO Type P vs Everun Note その1

 2009-01-20

Everun Note D24Sを持っているが、
VAIO出ちゃったんで、とりあえず買ってみた。Type P。


VGN-P70H/R

SONY
¥99,800-


実際に買ったのはSonyStyleで色々カスタムした機種(VGN-P90HS)。
とりあえずスペック比較

 VAIO Type P
カスタマイズ
Everun Note D24SType Pの
違い
サイズ245x120x19.8(mm)200x118x27.5(mm)薄い
重さ600g750g軽い
CPUAtom Z540/1.86GHzTurion64X2/1.2GHz2倍遅い
メモリ2GB1GB2倍大きい
HDDSSD/64GB
60MB/sec
SSD/24GB
30MB/sec
2倍速い
VGAintel GMA500M.RADEON X12002倍遅い
LCD1600 x 7681024 x 600縦が重要
タッチパネルなしあり 
開く最大角約150度180度(水平)水平にならず
LANGigabit-Ether(Opt)なし 
Wi-Fi802.11n(300M)/g/b
MiniPCI-Exp
802.11g/b
SDIO
実質的に
10倍速
WebcamYesYes 
内蔵マイクYesYes 
内蔵スピーカステレオステレオ音質悪
USB2つ2つ 
SDスロットSDHCSDHC 
メモステありなし 
外部DispD-sub 15P(Option)D-sub 15P 
搭載OSVista HomeXP Home 
その他インスタントモード
ファンレス設計
外部ドライブモード
独立SIMスロット
 

 


軽さと薄さのTypeP、パワフルさのEverun Noteといったところか。
あと画面サイズがなにげに重要。

詳細な使い勝手は次回以降として、とりあえず写真をいくつか。
ACアダプタのサイズが違いすぎて笑う
20090120045.jpg

奥行きは同じ、幅だけ少し違う。
20090120046.jpg

厚みがこんなに違う!
20090120048.jpg


ぶっちゃけ「物体として」の質感や使いやすさはTypePの圧勝としか言えない。
あとはパフォーマンスだけれども・・・・次回!
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Audio-Technica W1000

 2009-01-20
前回ATH-Pro5の音を聴きながらふと思った。
今までオーテクは嫌らしいキンキン音という前提で避けてきたが、
AKGのように、上のラインは全く異なる世界を描いているのでは無かろうか?

というわけで試しに一つ買ってみました。木のヘッドホン、ATH-W1000。

ATH-W1000

Audio-Technica
¥33,857-


【ごく簡易的な試聴】
実は最初GRADOを買おうと思っていたのだけど、試聴したら全然望む音と違うので
オーテクに走ってみた、、、というのもある。

W1000と同時に試聴したのは、W5000 / A900 / A1000 / A2000。
その中でA900は音が籠もり気味でパス(値段が違いすぎるけど)
A1000/A2000は高域が金属臭を感じさせ、また低域があまりにも弱すぎてパス。
W5000は、W1000より低域が弱く感じたのでパス。

で、あとで知りましたがATH-W1000は5年ぐらい売っている機種なのね。
そろそろ新機種の噂があるみたいだけれど、
この世界新しい方がいいとは限らないので気にしない。



というわけで感想

【質感・装着感・音漏れ】
・木製ハウジングがマジで美しい
海外勢と比較にならない質感の良さ。流石国内メーカ。
・K701とかe9が悪いとはいわないが。
・プラグまで木なのはやり過ぎ。
・後の機種はひとつも木のプラグを使ってない(学んだらしい)。

・装着感はかなり良。
・重さも感じない。
・上記、オーテク独自の機構が確かに効いてる。
・しかしこの機種も微妙に耳がかゆい
・かゆみは個人差あるはずだけど、私はオーテク合皮と毎回相性が悪い。

・遮音性は、密閉型としてはあまり良くない。側圧弱いからか
・音漏れも同様。
・とはいえ、当然開放型よりは遙かに防ぎます。K701とかSTAXとか(笑)


【周波数帯域・音の伸び】
・全体的に、高域に支配される。

・高域は伸びる。がAKGなどと違って若干色がついている感じ
・それが華やかさと表現されるのだろう。
・サ行(歯擦音)はe9の様に刺さりこそしない
・しかし、そこが凄く気になってしまう強調の仕方をする。
・ここはエージング進めると改善の可能性があるので、後日追記予定。

・中高域に独特の張り出しがある。女性ボーカル帯域。
音量を上げると、そこから破綻する。
・この特徴は古のATH-M7PROaと共通している。
・多分オーテクカラーか?

・低域は超弱い。
・視聴した他の機種より強いはずなのだけども・・
・K701より、STAXより、ER-4Sより弱い。笑っちゃいました。
・その代わり、密閉型の詰まり感が全然ない
・低域の解像度自体は非常に高い。ベース音を採譜可能。

2008/01/23追記:
その後、高域の歯擦音は若干改善した。
中域は相変わらずだが、人間側の慣れ(耳エージング)で我慢できるレベル。
低域量は若干増えて、K701より少し多いぐらいに改善。



【分解能・解像度・混ざり方】
・中高域の分解能は、ちと低め(K701やSTAXと比較しちゃってるからか?)
・その割に上手く混ざりきらない感じがある。
・なんか少し団子っぽい
・しかし、低域は良く分離してる。


【音場】
・ちょっと耳に近すぎないですかね?
MDR-CD900STみたいに耳に張り付く、という程ではないけど。
・でもクラシック以外では無視していい話。


【ジャンルの得手不得手】
・Classicは華やかさが最大に強調され、実に良い。大編成は迫力が欠けるけど。
・Jazzはちと華やかすぎる。サッチモとかもう少しオールド感出して欲しい。
・Funkは若干低域が物足りないが、華やかと締まり感で良。
・Tranceは低域がタイトなので良。当然、量を求めると死ねます
・HardRockはタイトだけど低域があまりに少なすぎる(エージング後は改善した)
・HeavyMetalも同様。
・POPSは、独特の中域張り出し感がちょっと・・・GARNET CROWとか微妙・・・


【総論】
なんというかER-4S基準にすると、一応方向性は似てる。
でも全体的にちょっとレベルが低めというか
AKGやSENNHEISERと比べて、音の纏め方が未熟に感じる。
「解像度」x「混ざり感」の掛け算した値が低いような。

なにより、この機種も「中域の独特の張り出し感」が気になる。
私だけかもしれないが、この変な感じはオーテク特有に思う

密閉だという一点で魅力があるんだけどね。




他機種比較。高域がウリなので、そこで比較できる奴らを。

【比較:SRS-3030】
・SRS-3030の方が音綺麗に伸びます
・SRS-3030の方がまとまりのある音。
・SRS-3030の方が低域の力がある。
・W1000の方が中域張り出すのに、SRS-3030の方が綺麗に伸びる罠
・高域の刺激感だけがW1000が強い。

・遮音性と手軽さ以外で全部負けてる
・あと風呂上がりにSTAX使えないから、そこに存在意義があるか

【比較:K701】
・解像度も音のまとまりも、W1000の負け。
・刺激なく伸びる高音でも負けてる。
・低域解像度はW1000の勝利。
・でも低域量が少なすぎてK701にやっぱり勝ててない

・装着感は、K701とちがい頭頂部が痛くない。でも耳当ての質は凄く負けてる
・究極音漏れ大臣でもよければ、絶対K701。

【比較:e9】
・e9みたいな「密閉型のフン詰まり感」がまったくない
・もちろんe9みたいなドンシャリでもない。
・そのかわり、エネルギー感では惨敗。
・高域はe9ほど暴れてないので良い。
・中域はe9より悪い。変な張り出し感のせいです。
・低域はe9の「超高解像度ドンシャリ」に勝てるはずもなく。

・遮音性・音漏れでも負けてる。
・でも聴き疲れしないのはW1000。

【比較:ER-4S】
・解像度・質ともに負け。
・W1000には色が付いているので、それが生きると勝ちます。
・クラシックのオーボエとか。色艶がでているというか。
・それ以外の全ジャンルでER-4Sの方がずっと良い。

・装着感はそりゃW1000の方が圧勝



因みに上記に書きませんでしたが
オーテクのサポートは最高のレベルだと思います
古い機種のサポートや姿勢が素晴らしい。
普通の人には関係ないけど、
営業体制や姿勢もソニーの100万倍良いです(昔の経験で)。

でも音が・・・音がなぁ・・・・
まだまだ音のポリシーが確立出来てないんじゃないかと思いました。
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Audio-Technica ATH-PRO5

 2009-01-11
とある目的のため、ダイナミックオーディオ5555で購入。
突然の安物買いだが、音を聴くためではなく、
ある目的のためにゲット。

オーテク買うのホント久しぶりだなぁ。
15年以上も生産が続いているスーパーロングセラーなので
一応音も聴いてみましょうか。

ATH-PRO5

Audio-Technica
¥4,800-


【質感】
随所にコストダウンが。
ハウジング関連のプラスチック材質が安い。ヒケがある。
ヘッドバンドもコストダウンでビニールっぽく、肉厚も薄くなった。
ケーブルのハウジング取り付け部も安っぽくなった。
更にシール類が殆ど取っ払われている。
寂しいな。(何と比較しているかは最後に

まぁでも価格が1/3程度(これも最後に)なので、これは仕方がないというか
5000円としては十分と思う。

【装着感】
側圧は少し高いが、頭頂部は全く気にならない。
イヤーパッドは、なんでか耳がかゆくなる。
これは20年前から同じ。人によると思うが・・・

【音質】
・近年のオーテクと全く異なる音質。
・ぶっちゃけローファイ。
・高域にかなりの籠もり感が。しかしサ行は全く刺さらない
・中域はまぁ埋もれてない方。
・低域は非常に特徴的な世界を描き出す(後述)。
・解像度はもちろん低い。

・低域はなんというか、シンセのベース音だけを特別に選び出し、増強した音が出る。
・どこかに曲げてでもこの低域を捻り出すとあったが納得。
・なんと、生楽器にはそういう効果がない。たとえヘビメタでもロックであっても。
カセットテープの音を気持ち良く聞けると思う。なんというか凄い独特な世界

【ジャンルの得手不得手(特殊編)】
今回はこの「おもしろい低域」を捻り出せるかどうかという視点で。
・POPS 大抵全部がシンセベースなので、効果が出る。
・ROCK 日本・アジア系はシンセっぽい加工がしてあるので効果大。
      ヨーロッパ系は生楽器っぽさを残してあるので効果が薄い。
・METAL 同上
・HIPHOP 効果大。近年のは高域が無理矢理伸ばしてあるので、凄くいい!
・TRANCE 効果大。
・FUNK  シンセベースぽくしてあるのは効果大。キャンディー・ダルファーとか。
・JAZZ  もちろん効果無し
・CLASSIC もちろん効果無し

今時の世の中はシンセベースばっかりなので、結構楽しいかもしれない。

【総論】
値段を考えたらかなりヨロシイのではないでしょうか。
20年近く前の音なので、今とは全く傾向が違うのだけど
これはこれでアリだなと思わせる個性がある。


【MDR-XB700との比較】
XB700の方が装着感がずっとイイ。
XB700の方が質感がずっと高い。
XB700の方が現代的に高域が伸びる。
XB700の方が締まりがあり、かつ量感に溢れる低域を出す。

しかし音楽としてのバランスはATH-PRO5の方が優れており、
低域以外も含めた「纏まった音楽」として聴かせる能力が高い。
要するにXB700は不得手がありすぎて、バランスが悪いと言うこと。

20年後にXB700が売られているとは思えないけど、
PRO5は・・・多分売られているんじゃないのかこれ。


【本来の目的】
20年前の機種、そしてATH-PRO5の元になった機種である
ATH-M7PROaの修理パーツ取りのためにわざわざ買ったのでした。
詳しくはオーテクの開拓史を参照。ぶっちゃけPRO5よりずっとパーツのグレードが高いです。

この修理についてはまた次回。
ATH-PRO5_M7PROA_1
ATH-PRO5_M7PROA_2
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ER-4Sと同じ音がするヘッドホン

 2009-01-08
「ER-4Sと同じ音がするオーバーヘッドヘッドホンを探す」という目的について
前回買ったSTAXで、ほぼ達成できる目処が付いたので一旦整理。

最初に注意:
今回はEtymoticの音と「同じ音を求める」がミソなのであって
あの音に何かを足したい、引きたい、という場合は完全に役に立ちません。
要するに、すんごく狭い嗜好を追求するという話。

#じゃあER-4Sのままでいいじゃん、というとあれは耳穴が痛くなるので、
#もっと気楽に家で聴けるのがホシイヨねと。


ちなみにER-4Sは今普通にこのぐらいの値段。安い。
並行輸入だともっと安いが、国内の2年保証を考えるとちょっと手を出しづらい。

ER-4S

Etymotic Research
¥26,900-




で、結局色々試して現時点ではAKG K701STAX SRS-3000がER-4Sに同じ音と思う。

K701

AKG
¥39,800-


SRS-3000

STAX
¥53,898-



というわけで重箱の隅をつつくような比較
しつこいけど
音質については1機種づつしか持ってないなら完全に無視していい
という程度の違いです。
しかもいつもより更に個人の偏った嗜好が混ざってるので・・・・話半分で。

【AKG K701】
・周波数:高域が強く感じてしまうことがある。
・周波数:ほんの少し低音が弱く、締まらない。
・伸び:恐ろしいことに、少し音が詰まっている(中域が引っ込んでいる)と感じてしまう。
・伸び:ER-4Sより上下の帯域は広いため、少し開放感がでる。
・音場:一番自然に「広がる」。
手軽さでは3機種中最高。STAXの様に扱いに気を遣う必要がない。
・音漏れも最高なんだな・・・

【STAX SRS-3000】
・周波数:音が少し丸く感じる(高域が少し弱く分離度が少し低い)
・周波数:低域が一番強い。分離度はK701より少しよい程度(ER-4Sより劣る)
・伸び:一番中域が伸びやかで、スケール感が大きい。
・音場:よくわからない(はっきりしない)様になる。これはこれで溶け込むようで良い。
・自然な鳴り、という点で3機種中最高に気持ちいい。
手軽さは最低。ヘッドホン自体の扱いにも気を遣う。
・音漏れは普通の開放型レベル。
・試聴レベルだが、最上位機だと次元が上に変わる可能性が高い。30万円。

【Etymotic Research ER-4S】
・周波数:高域も低域も中域もK701とSRS-3000の中間。つまり一番フラットに感じる。
・周波数:17kHz以上が出ないので、開放感が一番低い。
・伸び:これも3機種のなかで中間。
・音場:ソリッドに決まる。どこから鳴ってるかよく分かる。
・一番ソリッドな分離解像度。
一番ぞんざいに扱ってよい(丈夫)
体調が悪いとホントに耳穴が痛くて耐えられない
・風呂上がりに使えない(耳穴に水がたまっているから)
・音漏れはもちろん皆無。耳栓。
・ポータブル環境でも使えるのはこれだけ。意外と貧弱な環境でも行ける。


【総論】
手軽さと高域を求めるならK701。
スケール感が欲しいなら、一気に扱いが面倒になるがSRS-3000。
どんな体調でも耳穴に問題はない!風呂上がりでも無視!ならER-4Sだけでいいかな。






【オマケ:その他未知の機種】
ここから下はER-4Sとか関係無しで検討している機種群。
雑誌やちょっとした試聴、あと2chの書き込みから。

・STAX SR-007A+727tA
 →試聴した限り高域特性と解像度に著しい改善がある。
 →アンプでかすぎ!なんだこのでかさは。
 →価格も著しく次元が・・・悩み中

・DENON D7000
 →試聴した限り、e9程ではないにしろ密閉型の「詰まってる感」があるので買いたくない。
 →Etymotic信者じゃないなら買ったかもしれないが・・・

・GRADO 機種不定
 →サ行が刺さるという書き込みが散見される。つまり今回の3機種よりは高域が荒れているはず
 →だが熱烈なファンがいるので、そうと一概に判断できない。試聴してみるかな。
 →機種はまた色々勉強してから絞り込むとして。

・KENWOOD KH-K1000
 →これも10分ほどCD持ち込みで試聴してみた
 →密閉型の詰まった感がほぼなかった。ちょっとイイ。
 →ほんのすこし金属的なキンキン音がする瞬間があったが、「刺さる」感は皆無。
 →帯域は低域より(ってER-4Sと比較すれば、ですよ?)で悪くないか。
 →解像度は低めだったが、聞きやすそう。
 →密閉型自体は、一個「これ」というのが欲しいし、安いので買うつもり

・SONY MDR-EX90SL(LP)
 →ディスコンになってから欲しくなってしまうバカッぷり
 →ちゃんと音楽的に楽しいCD900STだというのが本当なら、結構いいと思っている
 →どこで買えるのか。サウンドハウスで国外モデルを3週間待ちするか?
 →試聴できないけどまぁいいか・・・

・SENNHEISER HD680
 →春までに発売されるだろうか。
 →ゼンハイザーはもう何もかもが違う方向なので、逆に1台あってもいいかなと。
 →HD595が良かっただけに。あの魔力は面白い。

eyesoftsさんに頼んでるUSBDACヘッドホンアンプ(特殊)
 →これはヘッドホンじゃないけど・・・・
 →買うのが最初から確定済(わざわざ作ってくださいと頼んでいる)
 →FireFace400 + HPAの環境が(リスニング限定で)リプレースできる予定。
 →納期完全未定・価格未定。内部仕様は完全お任せモード。つまり趣味度MAX。
 →忘れた頃に進捗メールが来るのがまた趣味的で最高に楽しい。
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STAX SRS-3000

 2009-01-04
前回買ったAKG K701はそこそこ良かったのだけど、やはり低域が弱々しいので不満が解消しない。
Ultrasone e9は分解能こそ最高だが、耳に痛い音がするのと、音が詰まりすぎててやはり不満。

というわけで、HD650を買おうと思っていたのだけど、試聴したらこれもなんだか違った。
要するにER-4Sと同じ分解能・伸び・締まり・空気感を全て満たす機種はいままで一つもなかった。
ので・・・・・遂に手を出してしまった。最終兵器STAX。


SRS-3000

STAX
¥53,898-


STAXはアンプを必ずセットで買う必要がある(セット商品がある)。
セットランクは下から2050A / 3000 / 3050A / 4040A / 007A+727A(or 007tA)。
店で試聴したところ、一番上の007Aは凄かったのだけど価格も桁違いなので除外。
それ以外を聞いたところ、3050A / 4040A は音が華やかだけど低域が弱い。
結局2050A / 3000から選ぶ。2050Aは若干だが3000より低域が弱いので、結局3000を買った。

先に結論から。遂に来た。Etymoticと同じ音だ・・・・

以下、RME FireFace400に繋いでの感想。

【装着感】
・外観に反して悪くない、というか相当いい。
・Ultrasoneのように重さを感じることもなく
・K701のように頭頂部の違和感もなく
・CD900STやK240Sのように堅さを感じることもない。
・HD595のベルベットな快感とまではいかないが、実に自然な装着感。

【使い勝手】
・ヘッドホンアンプとセットで使う必要があるので、決してよくはない。
・入力がRCAピンなので、個人的には面倒くさい。標準プラグが欲しい。
・上級機はXLRがある

【音漏れ】
・開放型なのでそこそこ漏れる
・しかしK701みたいに「だだ漏れ大臣」という程ではない。
・HD595やK240S程度。頑張ってる方におもえる

【周波数帯域・音の伸び】
・音は滅茶苦茶伸びる。K701と近い。上位機はK701同等だった。
・高域は美しく伸び、サ行(歯擦音)が刺さらず、非常に宜しい。
・しかし家で聴くと少しだけK701などに劣っている。エージングで改善を期待中
実はバッチリ低域が出る。しかも超締まってる
過去最高に、ER-4Sに近い。少し大口径にしたような感じ。
・K701に節度ある低域をプラスした感じとも言う。

【分解能・解像度・混ざり方】
・かなり分解能は高い。最上位クラス。
・しかし混ざる方を少し優先している。
・ER-4SやK701の様な「分離しまくり」という感覚は少し薄い。
・多分上位機(3050A)だと分離性にすこし振れるのじゃないかと思うが・・・

【音場】
・K701の用に広がらせてるわけでもなく、HD595のようにサラウンド魔術なわけでもない。
・K240Sの様に中心に固まるわけでもない。
・つまり、ごく普通。

【ジャンルの得手不得手】
・大編成クラシックはK701よりはまともだが、やっぱりスケール感が弱い(低域の量が勝負だし)
・50'sJAZZは気持ち悪いぐらい昔の記憶がよみがえるというかなんというか。スピーカーの感覚。
・Funkはかなり気持ちいいが、もう一歩歯切れの良さが欲しいか(上位機?)
・POPSは文句なし。バンド系からピコピコサウンドまで何でもこい。歯切れが最高に良いのに痛くない。
・Tranceもいい。タイト感が素晴らしい。
HardRockとメタルが凄くいい。タイト感とスピード感と手数の多さをバッチリカバー。

・Etymoticと殆ど同じ傾向。伸びる中高域+超締まった低域+音を潰さない。
・Etymoticより少しだけ音が太い(!)
・つまり不得手がない

【総合的に】
・終着点と言われるだけのことはある
・しかし上位機が欲しくなる恐怖
・終着点じゃないじゃん(笑)




ここから他機種比較
【比較:Ultrasone e9】
・密度感はe9。エネルギー感もe9。
・逆に言えばe9は寸詰まった感じで、聴いていて疲れる。
・低域の量はe9。締まりもe9なんだけど寸詰まり感が・・・
・e9は音が痛い。変なところにピークがある。
・しかし絶対的分解能ではe9の方が高い。
・若者にはe9の方が良いと思う。密度感は大事でしょ。

【比較:AKG K701】
・分解能は似たようなものだが、少しだけK701が高め
・高域の伸びはK701
・低域の質・量では圧倒的にSTAX(SRS-3000)。
・繊細さはいい勝負
・STAXあればK701要らない。

【比較:AKG K240S】
・K240Sの方が低域量はあるが、ボワボワ。
・分解能も当然STAX。
・高域の聞きやすさは同じぐらい。
・しかしなんと聴き疲れしないのはK240Sなのだ。
・といってもSTAXもかなり聴き疲れしにくいわけで、K240Sが異次元といってもいい。
・恐るべしAKG。

【比較:SENNHEISER HD595】
・伸びやかさはいい勝負
・解像度・高音の伸び・低音の量と締まり・いずれもSTAX。
・でもHD595のサラウンド的魔力・・以下略。
・方向性が違いすぎるので、好みのレベルに思う。

【比較:ER-4S】
・なんだか色々とそっくりな音。
・分解能は少しだけER-4Sが高い(けどSTAX上位機なら追い越すかも)
あの独特の伸びと締まりとスピード感が共通している
・ER-4Sは耳穴の違和感が凄いので、それがいやな人にSTAX。
・STAXは丈夫じゃないし外出に使えないので、そういう人にER-4S。

【比較:MDR-CD900ST】
・フラットさではCD900STと思う(がこれは私の耳が調教されてる可能性大で、参考外)
・CD900STは音が耳に張り付く。STAXは普通に広がる。
・分解能は・・・音の分析するにはCD900STかな。音楽としてはSTAX。
・なんというかCD900STは無機質、STAXは繊細で生きた音がする。



なんというかSTAX恐るべし。
007A + 727Aは25万を超えるわけだが、買っちゃう人の気持ちが分かる。
油断すると買いそうだ。
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