STAX SRS-3000

 2009-01-04
前回買ったAKG K701はそこそこ良かったのだけど、やはり低域が弱々しいので不満が解消しない。
Ultrasone e9は分解能こそ最高だが、耳に痛い音がするのと、音が詰まりすぎててやはり不満。

というわけで、HD650を買おうと思っていたのだけど、試聴したらこれもなんだか違った。
要するにER-4Sと同じ分解能・伸び・締まり・空気感を全て満たす機種はいままで一つもなかった。
ので・・・・・遂に手を出してしまった。最終兵器STAX。


SRS-3000

STAX
¥53,898-


STAXはアンプを必ずセットで買う必要がある(セット商品がある)。
セットランクは下から2050A / 3000 / 3050A / 4040A / 007A+727A(or 007tA)。
店で試聴したところ、一番上の007Aは凄かったのだけど価格も桁違いなので除外。
それ以外を聞いたところ、3050A / 4040A は音が華やかだけど低域が弱い。
結局2050A / 3000から選ぶ。2050Aは若干だが3000より低域が弱いので、結局3000を買った。

先に結論から。遂に来た。Etymoticと同じ音だ・・・・

以下、RME FireFace400に繋いでの感想。

【装着感】
・外観に反して悪くない、というか相当いい。
・Ultrasoneのように重さを感じることもなく
・K701のように頭頂部の違和感もなく
・CD900STやK240Sのように堅さを感じることもない。
・HD595のベルベットな快感とまではいかないが、実に自然な装着感。

【使い勝手】
・ヘッドホンアンプとセットで使う必要があるので、決してよくはない。
・入力がRCAピンなので、個人的には面倒くさい。標準プラグが欲しい。
・上級機はXLRがある

【音漏れ】
・開放型なのでそこそこ漏れる
・しかしK701みたいに「だだ漏れ大臣」という程ではない。
・HD595やK240S程度。頑張ってる方におもえる

【周波数帯域・音の伸び】
・音は滅茶苦茶伸びる。K701と近い。上位機はK701同等だった。
・高域は美しく伸び、サ行(歯擦音)が刺さらず、非常に宜しい。
・しかし家で聴くと少しだけK701などに劣っている。エージングで改善を期待中
実はバッチリ低域が出る。しかも超締まってる
過去最高に、ER-4Sに近い。少し大口径にしたような感じ。
・K701に節度ある低域をプラスした感じとも言う。

【分解能・解像度・混ざり方】
・かなり分解能は高い。最上位クラス。
・しかし混ざる方を少し優先している。
・ER-4SやK701の様な「分離しまくり」という感覚は少し薄い。
・多分上位機(3050A)だと分離性にすこし振れるのじゃないかと思うが・・・

【音場】
・K701の用に広がらせてるわけでもなく、HD595のようにサラウンド魔術なわけでもない。
・K240Sの様に中心に固まるわけでもない。
・つまり、ごく普通。

【ジャンルの得手不得手】
・大編成クラシックはK701よりはまともだが、やっぱりスケール感が弱い(低域の量が勝負だし)
・50'sJAZZは気持ち悪いぐらい昔の記憶がよみがえるというかなんというか。スピーカーの感覚。
・Funkはかなり気持ちいいが、もう一歩歯切れの良さが欲しいか(上位機?)
・POPSは文句なし。バンド系からピコピコサウンドまで何でもこい。歯切れが最高に良いのに痛くない。
・Tranceもいい。タイト感が素晴らしい。
HardRockとメタルが凄くいい。タイト感とスピード感と手数の多さをバッチリカバー。

・Etymoticと殆ど同じ傾向。伸びる中高域+超締まった低域+音を潰さない。
・Etymoticより少しだけ音が太い(!)
・つまり不得手がない

【総合的に】
・終着点と言われるだけのことはある
・しかし上位機が欲しくなる恐怖
・終着点じゃないじゃん(笑)




ここから他機種比較
【比較:Ultrasone e9】
・密度感はe9。エネルギー感もe9。
・逆に言えばe9は寸詰まった感じで、聴いていて疲れる。
・低域の量はe9。締まりもe9なんだけど寸詰まり感が・・・
・e9は音が痛い。変なところにピークがある。
・しかし絶対的分解能ではe9の方が高い。
・若者にはe9の方が良いと思う。密度感は大事でしょ。

【比較:AKG K701】
・分解能は似たようなものだが、少しだけK701が高め
・高域の伸びはK701
・低域の質・量では圧倒的にSTAX(SRS-3000)。
・繊細さはいい勝負
・STAXあればK701要らない。

【比較:AKG K240S】
・K240Sの方が低域量はあるが、ボワボワ。
・分解能も当然STAX。
・高域の聞きやすさは同じぐらい。
・しかしなんと聴き疲れしないのはK240Sなのだ。
・といってもSTAXもかなり聴き疲れしにくいわけで、K240Sが異次元といってもいい。
・恐るべしAKG。

【比較:SENNHEISER HD595】
・伸びやかさはいい勝負
・解像度・高音の伸び・低音の量と締まり・いずれもSTAX。
・でもHD595のサラウンド的魔力・・以下略。
・方向性が違いすぎるので、好みのレベルに思う。

【比較:ER-4S】
・なんだか色々とそっくりな音。
・分解能は少しだけER-4Sが高い(けどSTAX上位機なら追い越すかも)
あの独特の伸びと締まりとスピード感が共通している
・ER-4Sは耳穴の違和感が凄いので、それがいやな人にSTAX。
・STAXは丈夫じゃないし外出に使えないので、そういう人にER-4S。

【比較:MDR-CD900ST】
・フラットさではCD900STと思う(がこれは私の耳が調教されてる可能性大で、参考外)
・CD900STは音が耳に張り付く。STAXは普通に広がる。
・分解能は・・・音の分析するにはCD900STかな。音楽としてはSTAX。
・なんというかCD900STは無機質、STAXは繊細で生きた音がする。



なんというかSTAX恐るべし。
007A + 727Aは25万を超えるわけだが、買っちゃう人の気持ちが分かる。
油断すると買いそうだ。
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コメント
迷わず行けよ!行けばわかるさ!
【2009/01/04 19:59】 | ふるりん #- | [edit]
こんばんは
購入おめでとうございます。
検索にかかって見せてもらいました。
ERとの比較は参考になりました。
【2009/01/04 20:23】 | mo #LWshcgts | [edit]












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