AKG K181DJ

 2009-01-23
Type Pの記事をあと一つ書いてないが、いつものヘッドホンの記事を割り込み。

どうも最近AKG好きだと自覚した(除く:K324PなどのOEM)ので
密閉型探しもAKGで行ってみる事にした。

今足りないのは密閉と低音系。
密閉はW1000が全く望み通りでなかったし、
低音はXB700e9も望みと違う。

ER-4Sと同じ音を密閉でも追求するのは暫く休止して、
とにかく「密閉と低音」で攻めてみることにした。
というわけで、買ってきました低音大臣K181DJ。

K181DJ

AKG
¥23,800-



【質感・装着感・音漏れ】
・手持ちのAKGにはない、ソリッドな質感。ヘッドバンドが太くて格好いい。
・ちょっとデザインは子供っぽいけども。
K240S、K702などと同じく、着脱式ミニXLR端子ケーブル
・このケーブルは・・・DJかスタジオユース想定ということか?
・低音コントロールスイッチ(LARGE/SMALL)が付いている。音の変化は後述

・側圧は若干高め(密閉だし)。
・イヤーパッドは耳が痒くなることもなく良質。K240Sと似てる。
・装着感は悪くない方。オーテクATH-PRO系よりしっくりくる。
・でも長時間はちょいと辛いか。耳たぶが痛くなってくる。

・密閉型としては、音漏れは若干する方。電車で使うのはちょっと微妙。


【周波数帯域・音の伸び】
・高域:バッチリAKGテイスト(決して耳に刺さらず、でも伸びる)。若干弱め(K420よりは強い)
・中域:AKGの中では伸びている方に入る。K420ぐらい。
・低域:(LARGE)はモリモリ。密閉の詰まった感が多少出る。特定帯域を特に強調する。
・低域:(SMALL)はかなり自然になる。密閉感が減り、特定帯域の強調が消える。
・低域:自然と言っても特定帯域強調が消えるだけなので、低域が強めなのは変わらない
・低域:締まりは、普通。タイト過ぎない程度にしてある様子
・低域:強調される特定帯域は、Tranceのバスドラとピタリ一致している。

・LARGE時は凄い押し出し感だが、耳が疲れる。
・SMALL時は、K420をそのままスケールアップした音になる。これは素晴らしい。


【分解能・解像度・混ざり方】
・分解能は低くないが、K240以上ではない。
・良く混ざる。

・周波数帯域の影響で、特定の音に対する分解能が高い。キラキラ系シンセパッドとか。
・その手の音はER-4SやSTAXだと傾注しないと聞こえないのに、
 K181DJだと思いっきりはっきり聞こえる(時がある。絶対的能力という事ではない)
・同様の現象はHD595にも発生しています。


【ジャンルの得手不得手】
・Classicは低域の力で大編成の迫力が良い。SMALLを強く推奨。
・Jazzはちょっと低域出過ぎ(50'sなど)
・Funkは歯切れ良く低域も高域も素晴らしい。SMALL推奨。
・TranceはLARGEにすると4つ打ちバスドラが五月蠅すぎるが、SMALLにすると最高。
・HardRockは迫力とスピード感両方出て相当良い。LARGE/SMALLは気分で。
・HeavyMetalも同上。LARGEにすると上手いドラマーのテクとかよく分かって面白い。
・POPSもノリが良くてかなり良い。刺さる曲も優しくフォロー。SMALL推奨。
・なんだかけっこう万能選手だなおい。

一つだけ例外がある。Eric Claptonの超名曲「Layla」を聞いたら
ビビリ音(古い録音なのでバスドラに入ってる)が例を見ないほど強調され
気になって仕方がなかった。滅多にそういう曲は出てこないので、問題ないが・・・。


【総合的に】
AKGに共通する「痛くないのに伸びまくる高域」はちゃんと備えていた。
その上で押し出しの強い音に作り上げてある。
しかも聴き疲れしにくいときた。

低音ばかり取り沙汰されるが、
実は総合バランスでも素晴らしい機種じゃないかと。

全体としてK420のスケールアップになっている。
ただ、あの開放感だけはどうあがいても無理だけども・・・・
iPhoneなんかでも十分鳴らせることも共通してるんで
その辺からのステップアップに最適じゃないかと思う。



では他機種比較!

【比較:K420】
・殆ど上で書いたが、「大体そのままスケールアップ」になっている(SMALL時ね)。
・K181の方が、やや中域と高域の押し出しが強い。
・逆に言えばK420の方が優しい音で、聴き疲れがよりしにくい。
・K420はとても開放感のある音で、ここだけはK181DJでは無理。
・装着感はK420の方がいい(小さいし側圧弱いしスポンジパッドだし!)

【比較:K240S】
・K240の方が押し出しが非常に弱いので、線がとっても細い。
・そう感じるのは、中域の押し出しに強力な差があるからか?
・高域はK240Sの方が強め+伸びる。
・高域の影響で、XLRリケーブル効果が高いのもK240S。
・低域の量だけでなく締まりもK240Sの方がない(その代わり柔らかいのだ)
・解像度は流石にK240Sの方が高い。
・正しいバランスも多分K240Sかなぁ
・聴き疲れは圧倒的にK240Sの方が楽。相変わらず手持ち最強。
・装着感もK240S。側圧弱いのと頭頂部の違和感が「一切」無いのがミソ

【比較:K701】
・クッキリハッキリスッキリK701。
・解像度や開放感、繊細さでは勝負にならない
・低域の強さと、全体の押し出しはK181DJの方が圧倒的。
・というかK701系は完全に別系統の音。
・装着感は、頭頂部はK181DJ、側部はK701。
・変な例えだが、K701は冬の星空。K181DJはマッチョマン。
・高域の基本部分だけは、ちゃんと似てるけどね。

【比較:Ultrasone e9】
・解像度や低域のタイト感ではe9の圧勝。
・でもe9は高域が荒れまくってる(そして刺さる)ので、そこはK181DJの圧勝。
・中域が引っ込む感覚のe9に対し、K181DJは逆に押し出してくる感覚。
・低域のフン詰まり感もK181DJの方が大分少ない(LARGEだと差が縮まるけどね)
・全体的に、超高解像度ドンシャリe9 vs 柔和に押し出しまくるK181DJとなる。
・装着感はK181DJ。側圧その他は似たようなもんだが、頭頂部がねぇ。
・音漏れと遮音性は圧倒的にe9の勝ち。
・ロックの迫力って意味だと、方向は違うけどレベル近いかな

【比較:ER-4S】
・解像度とフラットさ、タイト感はER-4Sの圧勝。
・でも低域のパンチはそりゃK181DJですね。
・K181DJは特定帯域の音が聞き取りやすくなるので、解像度低いわけでもないが。
・中域の楽しさはなんか近いモノがある。不思議。
・どっちも高域が「痛くない・伸びる方」なのでそこは共通。

・ER-4Sユーザーが低域欲しいとき、意外と違和感なく使いこなせるっぽい。
・中高域がER-4Sユーザーにとって「まぁ許せる」範疇に入ってるのがミソ。


以上!
やべーお気に入り機種がAKGばっかりになってきた
いっそK450も買うか。
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